【アプリストアデザイン】入り口も重要!アプリストアの見せ方とは?

アプリのインストールするときに初めにユーザーが目にするページはストアのページですね。ある程度知名度のあるアプリは、どんなアプリなのか知っているので特に文言やスクリーンショットにこだわらなくても大丈夫ですが、知名度がない場合は競合との争いになるので文言、スクショはインストールを判断する重要な要素になります。
そしてスクショは、アプリのページだけでなくストアで検索した場合の一覧にも表示されるので、ページと一覧のどちらにもファーストビューで見ることができる1、2、3番目くらいに一番重要なポイントを表示することが大切です。
moburstの調査によると、ユーザーの約70%は検索結果から直接アプリをダウンロードし、残りの30%はプロダクトページへ進みます。そのうち、半分はダウンロードを行い、もう半分はすぐにページを閉じてしまいます。つまり、全体の85%のユーザーが検索結果で表示されるスクリーンショットでダウンロードするかどうか決めるというデーターがあります。
一覧から来るということは、ピンポイントで探すのではなく「こんなアプリ欲しいな」という欲求からある特定のワードで検索したりして来ることが多いと思うので自ずと他社と比較されることになり、いかに似たようなアプリの中から選んでもらうか差別化を図らなければなりません。
でも「差別化ってどうすればいいの?」って聞こえてきそうですが
これは、根本的な話をするとストアだけの問題ではなく全体的な戦略を
考えないといけません。
例えば、新規開店のカレー屋さんがあったとします。
新規のお店なのでどんなお店なのか伝えなくてはいけないので、コンセプトを明確化しなくてはいけません。明確化したらそのコンセプトが誰に対して悩みを解決できるかを考えます。インドカレー風だったらインドカレーが好きな人ですし
洋風カレーなら洋風カレーが好きな人の食べたいという欲求を解決出来ます。
それを細かく細分化していきます。うちのカレーは高級志向なのか大衆的なのか、本格的なのか日本人に合わせたものか、お店はインド風なのかスタイリッシュなのかなどそういう特徴を洗い出してじゃあうちはこれを打ち出せば、他とも被らないしお客さんの気を引くこともできるんじゃないかと仮説をたてお客さんの行動の流れのようなものを作ります。
じゃあその人たちはどんな生活スタイルで行動しているのか、その生活の
習慣のどこかにこちらのとの接点をどのように作るべきかを考えます。
これがタッチポイントで毎日の通勤の電車のスマホで見るSNSかもしれないし、
口コミサイトからかもしれない。対象が近所だったらお店の前の道かもしれない。仮にターゲットがインドカレーが好きでだけど普通よりも変わったものが好きでデートにも使えるスタイリッシュなデザインを好む層だったら内装はインド風よりもスタイリッシュな感じにし食器や店員もおしゃれな感じにします。
もちろんメインのカレーもおしゃれなネーミングにしたり盛り付けを変えたりする必要があります。
これってお気づきかもしれませんがアプリでも同じですよね?
アプリのUIがお店の内装、食器や店員だとしたらお店の外観はアプリストアのようなもので、もっというとお店がある場所も含まれると思います。
スタイリッシュなお店だとしたら代官山や中目黒、青山などの方がそれを好まれるお客さんは多いですしお店に行くまでの体験も含まれるのでターゲットの嗜好も合っていると思います。
このように、あらゆる場面で顧客との接点場面も含めて全体的な体験を設計を考えて差別化を考えることが大切でストアの一点のみ改善しようと思っても、他との整合性が合っていなかったりするとちぐはぐで何を伝えたいのかぼやけますし
相手に伝わりません。一貫してメッセージに各となるものがあるから顧客の脳裏に刻まれリピートすることも多くなり口コミやSNSにも投稿したりメディアにも出たりし人気になって行くのです。
短期的に考えるのではなく長期的に発展していくシナリオを考えていくのが大切で昨今アプリ、WEBの世界ではUXだと言われていることも本当は昔から行われているマーケティングで別に新しいことではありません。
言葉が一人歩きしているのはITという歴史の浅い分野だからで人間の欲求は変わっていないので言葉に惑わされないようしましょう。
ここでAppStore とPlayStoreのそれぞれの画像の規定を書きます。
AppStoreは8系のサイズとX系のサイズの2パターンを提出しなくてはいけません。
App Store
・スクリーンショットを最大10枚まで掲載可能
・Appプレビューがない場合、検索結果にはスクリーンショットの最初の1〜3枚
(画像の向きによって異なる)が表示されます。そのため、最初の1〜3枚にはAppの重要なポイントが表現されている画像を選ぶことが大切です
・アルファチャンネルが含まれるPNGはアップロードできない。
・端末のスクショイラストを入れても可能
iPhone の場合は、6.5 インチ iPhone Xs Max および 5.5 インチデバイス (iPhone 6s Plus、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus) 用のスクリーンショットが必須です。これらのスクリーンショットは、より小さいデバイスのサイズに合わせてスケールダウンされます。
■6.5 インチ iPhone Xs Max
1242 x 2688 ピクセル(縦向き)
2688 x 1242 ピクセル(横向き)
■ 5.5 インチデバイス (iPhone 6s Plus、iPhone 7 Plus、iPhone 8 Plus)
1242 x 2208 ピクセル(縦向き)
2208 x 1242 ピクセル(横向き)
Play Store
・スマートフォン、タブレット(7 インチおよび 10 インチ)、Android TV、Wear OS by Google など、対応している端末の種類ごとに、最大 8 枚のスクリーンショットを追加できます。
・ストアの掲載情報を公開するには、2 枚以上のスクリーンショットを用意する必要があります。
・スマホで見たときにページのファーストビューに重要ポイントの画像を表示するようにする
JPEG または 24 ビット PNG(アルファなし)
最小サイズ: 320 ピクセル
最大サイズ: 3840 ピクセル
スクリーンショットの最大サイズを最小サイズの 2 倍以上にすることはできません。
端末のスクショイラストを入れても可能
表示される場所
アップロードされたスクリーンショットは、Google Play のウェブサイトと Android アプリのアプリ詳細ページに表示されます。
参考になるサイト
https://growthhackjournal.com/aso-trends-no1-screenshot-design-strategies/
https://growthhackjournal.com/creative-guide-ios-11-iphone-x/
https://channel.arousal-tech.com/app-store-connect%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%AE%E9%81%A9%E5%88%87%E3%81%AA%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F/h
